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リンナイとノーリツどちらがいい?|ガス給湯器を選ぶときのポイントを紹介
ガス給湯器を初めて交換する場合、メーカーや機能など選ぶ項目が多く、どうやって選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではガス給湯器の販売シェア、ガス給湯器の機能やメーカーごとの保証の違い、優良業者を見分けるポイントなどをまとめて紹介します。
ぜひ自宅に合うガス給湯器と優良業者を選び、快適な毎日を送りましょう。
目次
1.リンナイとノーリツを徹底比較
たくさんあるガス給湯器メーカーのなかでもよく知られている、リンナイとノーリツを5つの観点で紹介します。
ガス給湯器選びをする際の重要項目は人によって異なりますので、どちらの給湯器にするか、選ぶときの参考にしてみてください。
(1)ガス給湯器販売シェア
ガス給湯器の販売シェアで、2社を比べてみましょう。
リンナイとノーリツを比較すると、リンナイとノーリツが約40%ずつのシェアを持っています。
ガスふろ給湯器、ガス給湯暖房機などでも若干の差はありますが、2社で8割というシェアを誇っているため、どちらも同等の人気があることがわかります。
(2)ガス給湯器の熱効率やガスの使用量
熱効率の高い給湯器は、少ないガスで効率よくお湯を沸かすことができるため、ガスの使用量を抑え、省エネルギーにつながります。
熱効率を比べてみると、リンナイのガス給湯器はふろ熱効率92%、ノーリツのガスふろ給湯器も熱効率は91~92.5%と高いです。
こちらにおいても、2つのメーカーに大差がないとわかります。
(3)リモコンの違い
リンナイとノーリツのリモコンにおける違いを紹介します。
リンナイは機能性を盛り込んだリモコンになっており、人によっては操作が難しいと感じる可能性もありますが、機能をしっかり使いこなしたいという方におすすめです。
対してノーリツはシンプルなデザインになっているため、お子様やご高齢の方でも安心して利用できるというメリットがあります。
毎日の生活でどの機能をどの程度使うのか、使いやすさにこだわるのかによって選ぶメーカーが分かれてくるでしょう。
(4)最新機能
次は最新機能についてです。
リンナイはフルオート(湯はり、自動追い焚き、保温、自動たし湯など)、洗浄効果の高いウルトラファインバブル、自動配管洗浄などの機能が、ガス給湯器の種類に応じてついています。
ノーリツにはそういった機能のほか、対応している機種にはUV除菌ユニットという、一度使ったお湯をきれいにする機能がついています。
(5)メーカー保証
リンナイ、ノーリツともにメーカー保証は1年です。BL認定品(※)の給湯器の場合は2年となっています。
また、リンナイではこの保証に加え、「あんしんの3年保証」制度を用意しています。
この制度に申込みをしたお客様を対象に、通常1年または2年の保証期間が無償で3年になるというものです。
※BL(ベターリビング)認定品・・・一般財団法人ベターリビングが認定する「品質、性能、アフターサービス等に優れた住宅部品」を指します。購入を予定している給湯器がBL認定品かどうかは、設置業者にご確認ください。
2.リンナイとノーリツの入荷状況
弊社で対応可能なリンナイとノーリツのガス給湯器の入荷状況をお知らせします。
リンナイの場合は、普通の給湯器は壁掛け・据え置きともにメーカーに在庫あり。都市ガス対応のものは下記の在庫があります。
- RUF-HA163-E 都市ガス
- RUFH-A2400AT2-3 都市ガス・MBC-240Vリモコンセット
- RUFH-A2400AW2-3 都市ガス・MBC-240Vリモコンセット
ノーリツの給湯器も同様に、普通の給湯器は壁掛け・据え置きともにメーカーに在庫ありで、都市ガス対応のものは下記が在庫にあります。
- GT-2053SAWX-4 都市ガス・RC-J101リモコンセット
- GT-2460SAWX-T-2 都市ガス・RC-J101リモコンセット
- GT-2460AWX-T-2 都市ガス・RC-J101リモコンセット
- GTH-C2460AW3H-T 都市ガス・RC-J112Eリモコンセット
なお、在庫状況は常に変動がありますので、詳しくはLINE、メール、電話でお問い合わせください。
最新の在庫状況につきましては、以下のページもご覧ください。
▶給湯器在庫状況になります。こちらの給湯器はすぐに交換可能です!
3.価格の違いは、メーカーよりも販売業者で決まる
さまざまな観点でリンナイとノーリツのガス給湯器の違いを紹介しましたが、一番気になるのが「販売価格」という方も多いはずです。
実は販売価格はメーカーよりも、販売業者によって違いが出てくることが多いのです。
そこで、ガス給湯器の購入先とメリット・デメリット、ホームページの情報から判断する優良業者の基準を紹介します。
(1)ガス給湯器の購入先とメリット・デメリット
購入先ごとのメリット・デメリットは次のとおりです。販売業者選びの参考にしてください。
メーカー
メリット |
給湯器を作っている会社なので安心感がある。 販売価格もキャンペーン等で高くない場合がある。 |
デメリット |
工事に来るのはメーカーではなく委託を受けている業者で、毎回指定などはできない。 工事費用の割引率は低い傾向にある。 交換の際に、他メーカーの製品が選べない。 |
ガス会社
メリット |
ガスを契約している場合すぐに連絡ができ、安心感がある。 |
デメリット |
交換・修理などの費用が高い傾向にある。 取り扱い製品が限られている。 |
交換専門業者
メリット |
本体価格や工事費・保障費が安い。 独自のサービスを展開する業者が多い。 24時間年中無休など、対応がスピーディ。 メーカーの縛りがないため、機種を選びやすい。 |
デメリット |
業者が多すぎるので選定が面倒。 業者によって工事費や保障内容、費用なども異なるので調査に時間がかかる。 |
工務店・リフォーム店
メリット |
給湯器の交換とセットでほかの部分の工事もおこなえ、割引になる可能性がある。 独自の保証・サービスがある。 |
デメリット |
適当な工事をする業者もあるので注意が必要。 |
ホームセンター・家電量販店
メリット |
そのお店のポイントがつく。 店舗で実物を見て判断できる。 |
デメリット |
専門業者ではないため、知識が不足している可能性がある。 工事に来るのは委託先の業者なので、要望が伝わっているか不明。 |
(2)ホームページでわかる優良業者の基準
メリットは多いけれど、選ぶ基準がわからないと困ることも多い「交換専門業者」から選びたいという方のために、優良業者を見抜くポイントを紹介します。
① お客様との笑顔の写真と施工事例が載っている
まずは施工事例がホームページに掲載されているかどうかです。
担当者の顔、お客様の顔がしっかり写っていて、内容もそれぞれ独自性があるものかどうかを確認しましょう。
また、工事のなかでどのような点に配慮したのかなどが記載してあると、なお良いでしょう。
② 業者独自の保障内容がある
その業者独自の保障内容が明記されているかも確認しましょう。
交換するまでの年数などを考慮し、必要な保障年数を検討することをおすすめします。
③ 有資格を明示している
給湯器の交換には資格が必要です。
ところがホームページをよく見たら、資格について明記されていなかったというケースもあります。
有資格者の顔と担当者の顔が一致するかなども確認してください。
④ 在庫商品や工事費用が公開・更新されている
在庫商品で今あるものを明示・更新してくれていること、そして工事費用について明記してあるところは安心です。
あとから追加工事費用などと言って最初の見積もりよりも高く提示してくることもあるため、注意が必要です。
4.まとめ
ガス給湯器が問題なく動くことは、日常のクオリティを上げてくれます。
洗顔、お風呂、洗い物など、お湯を使うシーンで快適に過ごせるように、まずはどういった給湯器が必要なのか、機能はどうかなど、選ぶポイントを把握してから話を聞くのがおすすめです。
ガス給湯器の購入、交換、修理の際に、納得した業者選びができるよう、今回ご紹介した優良業者の基準をぜひ参考にしてみてください。