エラーコード380

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エラーコード380の原因は? エコジョーズによくある給湯器エラー

給湯器を使用している際、突然リモコン画面にエラーコードが表示されると驚きますが、どのように対処すればいいかは、エラーコードのアルファベットや数字で判断できます。

ここでは、エコジョーズに表示される「エラーコード380」の原因と、対処法についてくわしくご紹介します。

目次

1.エラーコード380が出た! どうして?

エコジョーズを使用している際に表示されるエラーコード380は、COセンサーの異常または寿命の警告を意味するエラーコードです。

(1)COセンサー異常

COセンサーは、一酸化炭素(CO)の排出量を検知するセンサーです。
安全装置の役割がある非常に重要な部品であり、センサーは給湯器内部にあるため、外から状態を確認することはできません。
COセンサーの異常が発生する要因としては、センサーの断線または漏電、給排気の閉塞や熱交換器のフィン詰まりなどがあります。

COセンサーが検知する一酸化炭素は、少量でも頭痛やめまいを引き起こす可能性があります。
また、センサーが正常に稼働していないと重大事故につながる恐れがあるので、エラーコード380が表示され、COセンサーの異常が疑われる場合は、早急に対処しましょう。

(2)寿命の警告

エラーコード380のもうひとつの要因である寿命の警告は、COセンサーの交換を求めるサインです。
一般的にCOセンサーの寿命は10年ほどとされており、給湯器も10年が耐用年数の目安ですので、COセンサーの寿命が特別短いわけではありません。 

※暖房給湯一体型エコジョーズなど、機種や使用状況によっては10年以内にエラー表示が出る場合もあります。

また、過去に給湯器のほかの部品を交換している場合や、10年を超えて使用しているときは、本体よりも先にCOセンサーが寿命を迎えることもあります。

寿命の警告でエラーコード380が表示されたとしても、すぐに使用不可にはなりませんが、一酸化炭素の排出量を検出するCOセンサーはとても重要な部品です。
安全に使用するために耐用期限が近い場合は早めに修理・交換をしましょう。

2.エラーコード380が出たときの対処法

一酸化炭素(CO)の排出量を検知するセンサーが故障した状態で、給湯器を使用するのは大変危険です。
エラーコード380が表示されたら、次の対処法を試してみましょう。

(1)リセット

給湯器のエラーコードが表示された場合、最初に試していただきたいのが給湯器のリセットです。
リセットは電源をオフ・オンするだけなので特別な道具は不要です。
一時的な不具合であればリセットするだけでエラーが解消されることもあります。

リセットをしても改善しない場合や、エラーコードが頻繁に表示されるようになったときは、給湯器に異常が発生している可能性が高いので、修理・交換の処置が必要です。

(2)給排気口が詰まっている場合は取り除く

エラーコード380は、COセンサーの故障以外に給排気口が詰まっていることで表示されるケースがあります。

目で見える範囲の異物を取り除いたり、給排気口の周囲を掃除したりすることでエラーが解消されることもあります。
点検依頼をする前に給湯器の電源を一旦落とししていただき、本体の給排気口を目視でチェックしてください。

(3)修理・交換

給湯器のリセットでもエラーコードが解消されず、給排気口に異物が詰まっていない場合には、COセンサーに何かしらの異常が発生していますので、専門業者による修理・交換が必要となります。

給湯器の使用年数が比較的浅い場合、COセンサーの部品交換をすれば引き続き使用することもできます。
しかし給湯器を10年以上使用しているときは、COセンサー以外の部品も老朽化していますので、COセンサーの部品を替えたとしても、すぐにほかの箇所が故障することも想定されます。

何度も修理をするのは出費がかさみますし、寿命の警告の場合にはCOセンサーはもちろんのこと、給湯器自体が老朽化している可能性も高いので、修理ではなく交換するのが望ましいでしょう。

3.修理・交換の流れと費用相場

給湯器を修理・交換する流れと、修理等にともなう費用相場をご紹介します。

(1)修理・交換の主な依頼先と流れ

給湯器の修理・交換の依頼先は、以下のような選択肢があります。

給湯器メーカー

給湯器が1年以内に故障した場合など、保証期間内の場合は給湯器メーカーへの修理を検討しましょう。
給湯器には通常1年保証があり、BL品であれば保証期間は2年あります。
一定の期間内であればメーカーに部品等の在庫があるので、高い確率で給湯器を修理してもらうことができます。

保証期間を過ぎている場合、メーカーに修理を依頼すると相応の料金を請求される点には注意が必要です。

給湯器専門業者

保証期間が過ぎており、急いで交換したい場合や、手頃な価格で交換したい場合は給湯器専門業者がおすすめです。
給湯器専門業者は、各メーカーの給湯器の修理・交換に対応しており、点検・修理までの時間が短いのが特徴です。

また、給湯器専門業者はメーカーを問わず給湯器を選べるのがメリットです。
同型の給湯器がメーカーより低価格に入手できるのも魅力です。
専門業者であれば、用途や利用する環境に合った給湯器を提案してくれますし、交換するまでのあいだ、代わりの給湯器を貸してくれる業者もあります。

ガス会社

ガス会社はガスの専門業者ですので、扱っている給湯器の種類があまり多くありません。
給湯器を設置する場所に特別な事情がある場合や、万全の態勢で給湯器の修理をしてもらいたいときに依頼するといいでしょう。

工務店・ハウスメーカー

工務店やハウスメーカーは、家を建てるタイミングで給湯器を設置しますが、給湯器のみの交換の場合、積極的に依頼するメリットは乏しいでしょう。

(2)給湯器の修理・交換の費用相場

給湯器の修理・交換にかかる費用は、内容によって大きく異なります。
エラーコードが表示されたとしても、給湯器の状態が比較的良好であれば部品の交換はあまり必要としないため、費用もそこまでかかりません。
一方で、大規模な修理が必要となった場合、修理費用が給湯器の交換費用と同程度になる可能性もありますので、点検時に想定される金額を確認しましょう。

給湯器の交換をする場合、本体の価格以外に設置するための工事費がかかります。
本体価格が安くても、工事費が高ければ割高となる可能性もあるので、料金を比較する際は総額で判断するようにしましょう。

<給湯器の修理・交換費用の相場>
作業内容費用
点検・修理数千円~2万円
部品交換(工事費込み)1万円~20万円
本体交換(工事費込み)10万円~200万円

(3)エコジョーズやエコキュート・ハイブリッド給湯器など

給湯器交換に際して、せっかくなら省エネ給湯器に交換したい方も多いでしょう。
給湯器はお湯を沸かす方法によって、選択肢が変わってきます。

ガスを使用するエコジョーズは、ほかの省エネ給湯器よりも導入コストを比較的抑えることができます。

エコキュートは交換費用が高くなるデメリットはありますが、電気でお湯を沸かすため年間のランニングコストを抑えられるのが特徴です。
給湯器を10年間使用するとした場合、年間のランニングコストを5万円節約できるのであれば、本体価格差50万円までは許容できる範囲です。

ハイブリッド給湯器は、ガスと電気双方を使用するため、エネルギーを効率よく使え、非常にエコな給湯器となっています。

お住まいの地域や、使用しているガス(都市ガス・LPガス)によって最適な給湯器の種類は変わるため、交換を依頼する際に専門業者へ質問してみましょう。

<給湯器の種類ごとの交換費用の相場>
給湯器の種類交換費用熱源
エコキュート20万円~80万円電気
エコジョーズ15万円~40万円ガス
ハイブリッド60万円~100万円ガス・電気

4.まとめ

「エラーコード380」は、そのまま放置するのは危険です。
リモコン画面に表示されましたら給湯器の使用をすぐに停止し、給排気口の確認とリセットを試しましょう。

リセット等を試してもエラーが解消されない場合、使用者だけで給湯器を直すのは困難ですので、専門業者等に依頼して修理・交換をしましょう。

著者:安田欣爾プロフィール
安田欣爾

給湯器の交換やリフォーム工事を得意とする逗子で70年以上続く工務店の三代目大工。
19歳で大工になり、24歳の時に2級建築士の資格を取得。住まいに関わる仕事を通じて、毎日が安心・安全に暮らせるようお客様のお困りごとをいち早く解決したいという思いで給湯器交換に必要なガスにかかわる様々な資格を取得。
「給湯器交換、リフォーム工事を通じて笑顔で喜んでいただく!」をモットーとし、神奈川、東京、埼玉、千葉の工事を手掛けている。

保有資格
  • 2級建築士
  • 簡易内管施工士
  • ガス消費機器設置工事監督者
  • 応急危険度判定士
  • ガス機器設置スペシャリスト
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