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エコジョーズに交換したい!「東京ゼロエミポイント」で今ならお得に交換できる?
省エネ性能の高い電化製品を購入し交換して設置することで、電気代などの光熱費の支出を抑えられます。
2023年4月以降の購入だと、以前よりも付与されている「東京ゼロエミポイント」もアップしていますので、給湯器を交換するなら今がチャンスです。
この記事を読むと、東京ゼロエミポイントを利用してエコジョーズに交換するメリットや、その手順がわかります。
目次
1.エコジョーズに交換するとお得な理由
まずは、給湯器をより省エネ性能の高いエコジョーズに交換すると、どのようなメリットがあるのかについて解説していきます。
(1)エコジョーズで省エネに
従来のガス給湯器ではただ捨てていただけの排気熱を、エコジョーズでは再利用することができます。
給湯熱効率を従来型の80%から、およそ95%まで高めることが可能になります。
つまり従来型より少ないガス使用量で同じ湯量を沸かすことができるため、光熱費の節約につながります。
ガス使用量はおよそ15%削減可能で、待機電力も80%削減できるといわれています。
さらにCO₂排出量も15%削減となり、エコジョーズは家計にも地球環境にも優しい給湯器といえるでしょう。
(2)従来型とエコジョーズは余分な工事が要らない!
エコジョーズはガス給湯器ですので、これまでガス給湯器を利用されているのであれば設置工事は簡単です。
ただし、エコジョーズは特有の酸性度の高いドレン水を排水しますので、中和するための中和器の設置と排水するための配管工事が必要になります。
設置にかかる時間は短くて2時間ほど、長くても6時間以内には完了します。
(3)東京の人は東京ゼロエミポイントでお得!
東京都に住んでいるのであれば、エコジョーズを購入して申請することで「東京ゼロエミポイント」が付与されます。
2023年3月31日までは10,000円分のポイント付与でしたが、2023年4月1日以降の日付けであれば、LED割引券1,000円分と全国100万店以上で取り扱っているJCBギフトカード11,000円の合計12,000円が付与されます。
つまり以前よりも2,000円お得になっています。
申請の手順などは後述しますのでご確認ください。
2.2大給湯器メーカー|エコジョーズ人気機種の特徴と費用相場
エコジョーズを開発・製造・販売している2大給湯器メーカーが、リンナイとノーリツです。
エコジョーズの給湯熱効率には大きな違いはありませんが、独自に開発した性能での違いはありますので、特徴と本体(工事費別)の費用相場について解説します。
(1)リンナイ
本体価格は、フルオートの16号でRUF-E1616SAWがおよそ40万円、20号のRUF-E2007SAWでおよそ43万円、24号のRUF-E2406SAWでおよそ46万円です。
割引率の高い給湯器専門店だと、メーカー希望小売価格の6割~7割引きで購入することも可能ですので、その場合、24号でおよそ13万円となります。
リンナイのエコジョーズにはウルトラファインバブルという、洗浄力の高い直径1マイクロメートル未満の気泡をシャワーだけでなくキッチンでも使うことができる機能を備えたタイプがあります。
対応製品は24号だとRUF-UE2406AWおよそ52万円で、費用相場は割引されておよそ22万円です。
(2)ノーリツ
本体価格は、フルオートの16号でGT-C1662SAXX-2BLでおよそ42万円、20号のGT-C2062SAWX-2BLでおよそ43万円、24号のGT-C2462SAW-2BLでおよそ48万円です。
給湯器専門店ではここから6割~7割引きとなりますので、同じ号数のエコジョーズであれば、リンナイとノーリツの費用相場に大きな違いはありません。
ノーリツのエコジョーズには、99.9%以上の除菌ができるUV除菌ユニットを搭載したタイプがあります。
この機能を搭載したタイプなら、入浴中の浴槽の除菌から残り湯の除菌、配管の清掃まで行ってくれます。
家族が多いご家庭や生活時間帯に幅があるご家庭など、給湯から入浴まで時間差があっても最後の一人まで清潔なバスタイムを楽しむことができます。
対応製品は24号だとGT-C2462PAWX-2BLおよそ53万円で、割引き適用後の費用相場はおよそ21万円です。
3.東京都の人がお得に給湯器交換できる「東京ゼロエミポイント」とは?
SDGs達成のため、東京都では家庭のゼロエミッション行動推進事業を開始しており、2019年10月以降の省エネ家電の買い替えから、「東京ゼロエミポイント」を付与しています。
(1)どんな制度なの?
家庭の光熱費の大部分を占めている家電、エアコン、冷蔵庫、給湯器、照明器具をより省エネ効果の高い製品に買い替えることを推奨している制度です。
2023年4月以降は、これまでよりも付与される東京ゼロエミポイントが増えています。
(2)だれが対象? 申請の条件
対象は東京都に在住しており、運転免許証などの公的証明ができる人に限定されます。
対象となる給湯器にはエコジョーズも含まれており、給湯熱効率94%以上であれば東京ゼロエミポイントが付与されますので、買い替えの費用を軽減させることができます。
なお、エコジョーズでも給湯専門であればモード熱効率が83.7%以上であることが条件です。
東京ゼロエミポイントが付与されるためには、購入後に申請が必要になります。
(3)申請に必要な手続きと書類は?
申請には、東京ゼロエミポイントのWebサイト上から入手できる指定フォーマットが必要です。
こちらが登録・交換申請書で、ほかに本人確認証(運転免許証のコピーなど)、エコジョーズを購入した領収書またはレシートも必要になります。
購入したエコジョーズの性能を証明するための対象製品証明書も記載しますが、こちらも指定フォーマットが用意されています。
また、エコジョーズの設置場所住所が記載された納品書のコピーも提出します。
私どもガス給湯器交換サービスでは、設置工事だけでなく、このような東京ゼロエミポイントの申請書類の準備をサポートするサービスも行っています。くわしくはお問い合わせください。
(4)申請の手順
申請は、インターネット申請と郵送申請に分かれています。
インターネット申請はアカウントを取得し、提出書類を撮影したものをアップロードするだけで手軽に申請できます。
郵送申請の場合は、申請書を作成し、提出書類をコピーした後封入して郵送します。
どちらの手順でも審査が行われ、認められれば商品券が申請者住所に届く仕組みです。
(5)なにがもらえるの? 付与ポイント一覧
エアコンや冷蔵庫に付与されるポイントは、冷房能力や定格内容積によって付与額が異なりますが、給湯器の場合、付与されるポイントは号数や機種による差はなくすべて同じです。
LED割引券1,000円分とJCBギフトカード取扱店で使用できる商品券11,000円の合計12,000円分が付与されます。
あくまでも購入後に商品券として受け取りますので、エコジョーズを購入する際の値引きには利用できませんが、商品券の用途に指定はなく自由に使えるため、12,000円分得ができたといえるでしょう。
こちらの申請受付期限は2024年3月31日までですが、所定予算が消化され次第受付終了となってしまいます。
2024年4月以降も東京ゼロエミポイント事業継続となりました!申請期限は2024年10月31日までです。
最新版の記事はこちらです。
東京ゼロエミポイントが期間延長! ガス給湯器をお得に交換できる条件とは?
なお、東京ゼロエミポイントの対象期間は「2024年9月30日までの購入分」ですから、10月に購入した場合は対象外となります。給湯器をエコジョーズに交換したいのであれば、早めの購入と申請をおすすめします。
4.まとめ
従来のガス給湯器からエコジョーズへの交換は初期費用がかかることがデメリットでしたが、この東京ゼロエミポイントを申請することでお得に交換することができます。
ランニングコストはエコジョーズの方が圧倒的に優れていますから、長く利用すればするほど家計の負担を減らすことができます。
東京都にお住まいであれば、この絶好の機会にエコジョーズに交換してみてはいかがでしょうか。