エコキュートエラーF41の対処法と修理交換の費用相場|ガス給湯器交換サービス

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エコキュートエラーF41の対処法と修理交換の費用相場

エコキュート給湯器を長く利用していると、経年劣化によってリモコンにエラーが表示される機会が増えます。
エラーの内容によって自分で対処できることもあれば、すぐに修理業者に依頼しなければいけないものなどさまざまです。

こちらの記事を読むとエラーF41(パナソニック製品)の意味や原因、対処法についてわかります。

目次

1.エコキュート給湯器でエラーF41が出た! どうして?

給湯器の中でも省エネ効果が高く人気のあるエコキュートは、機能性が高い分だけ仕組みも複雑です。
耐用年数は使用頻度によって変動し、およそ10年から15年となります。
その期間を過ぎると故障や不具合を起こす部分が増えてきます。
エラーF41もそういった不具合のひとつです。

(1)エラーF41の内容

エラーF41の内容はPFC保護、HE-URシリーズでは吸入管サーミスターの異常を知らせるものです。
サーミスターとは、温度の変化を電気抵抗値に変換する部品です。
ヒートポンプユニットの制御盤には吸入管サーミスター以外にも、吐出管サーミスターや出湯サーミスター、外気サーミスター、空気熱交口サーミスターなどいくつも備わっています。

(2)エラーF41の原因

ヒートポンプユニットの制御盤にはPFC保護回路が備わっており、PFC内部で電源電圧降下や過電流、温度上昇などの異常を検知したのがエラーF41の原因のひとつと考えられます。
また、吸入管サーミスターが何らかの原因で断線していたり、ショートしたりした可能性もあります。
ヒートポンプユニットは屋外に設置しますので、経年劣化で不具合を起こしている他にも、台風などの強風で飛来物が衝突して断線したり、コネクタが外れたりするケースもあります。

F36、F37、F38、F40、F42、F43、F44、F45、F62が他のサーミスターの異常を示すエラーコードです。
給湯器を長く使っていて耐用年数が過ぎている場合は、こちらの不具合を修理したら次はこちらと次々に似たようなエラーが起こるかもしれません。

(3)エコキュートはメーカーごとにエラーコードが異なる

エラーF41は、パナソニック製のエコキュートでしか表示されません。
エコキュートはメーカーごとにエラーコードが異なりますので注意しましょう。

パナソニック製エコキュートのエラーF41と似た内容の、他メーカーのエラーコードを紹介します。
お使いのメーカーでこのようなエラーコードが表示されたのであれば、対処法は次の項でお伝えする内容と同じです。

メーカーエラーコード内容
三菱C08吸入温度サーミスター短絡・断線
ダイキンJ8ヒートポンプユニットの不具合・入水の温度を検地しているサーミスターが正しい温度を示していない
コロナH05入水サーミスターの故障
日立HEから始まるエラーコードヒートポンプユニット関係

2.エコキュートエラーF41が出た場合の対処法

給湯器のリモコンにエラーF41が表示された場合、まずは電源をオフにしてリモコンをリセットしてみましょう。
リセットをして表示されなくなったら問題なく使い続けることができますが、やはりエラーF41が表示されるのであれば、点検と修理が必要になります。
ただし、制御基板についての点検や交換は素人には無理ですので、こちらはどこにどのような原因があるのかの確認も含めて修理・交換のできる専門業者に依頼するのが一番でしょう。

パナソニックが公表している「異常表示一覧表」に記載されているエラーF41の処置方法は以下のとおりです。

<PFC保護に関して>
  • 据付け寸法の点検、修正
  • プリント基板の点検、交換
  • リアクタのコネクタ外れ修正
  • 膨張弁コイル交換

<吸入管サーミスターに関して>
  • 吐出管サーミスターのリード線、コネクタの外れ点検、修正
  • 吐出管サーミスターの抵抗値の点検、交換

実際のところ、自分で対処できる項目はほとんどありません。
パナソニック製エコキュートのエラーコード「F」は、ユーザーが対処できないもので、サービス会社を利用しなければいけない不具合を示しています。
リセット以外の対処はすべて修理業者に任せるようにしましょう。

3.修理・交換する場合の費用相場

最後に、エコキュート給湯器でエラーF41が表示された際の修理・交換の費用相場について解説します。

(1)修理・交換の費用相場

エコキュート給湯器でエラーF41が表示された場合は、点検や修理を依頼する必要があります。
その場合はまずエコキュートが保証期間内かどうか確認してください。
メーカーの保証期間は標準で1年から2年、有料の延長保証期間であれば5年から10年まであります。
保証期間内であればメーカー側で無料修理してくれます。
有料の延長保証期間も最長で10年までですから、購入してからそれ以上の期間が経過している場合はどのメーカーの製品であっても保証の対象外となります。

有料での修理の場合、パナソニックのWebサイトで公開されている修理費用は15,000円から75,000円です。
ただし、こちらは一般的な修理の場合で、対象は混合弁の交換やパッキン、温水コイルの交換のため、電子回路の故障は対象外でもっと高額になります。
一般的に電子回路の故障であれば、部品交換の費用相場は70,000円から150,000円となります。

耐用年数の10年から15年を経過すると、部品の製造や販売が終了していることもあります。
その場合は修理ではなく、新しい製品に買い替えることになります
また、部品が残っていたとしても、耐用年数を過ぎているのであれば、今後同じような不具合が他の部品で発生する可能性が高いでしょう。
何度も修理を依頼してその度に修理費を支払うよりも、新しいエコキュートを購入することをおすすめします。

(2)新しいエコキュートに交換する場合の注意点

新しいエコキュートに交換する際は、メーカーよりも給湯器専門業者で購入した方がお得にできます。
修理・交換をメーカーに依頼すると、メーカーが下請け業者へ連絡してからの作業になりますので時間がかかります。
その点、地元の給湯器専門業者であれば対応が迅速なので、修理の時間を短くすることができます。
メーカーの保証期間が切れているのであれば、エラーF41が表示された時点でメーカーに問い合わせするよりも、地元の信頼できる給湯器専門業者に連絡することをおすすめします。

給湯器専門業者を選ぶ際には、高額な費用を請求する悪徳業者も混じっていますので注意しましょう。
インターネットを利用して口コミで評判を確認してみることや、依頼する業者のWebサイトを閲覧して実績やこれまで修理してきた実例を参考にしてみるといいでしょう。
日ごろから給湯器に不具合が起こったらどこに連絡するのか決めておくと、いざというときにすぐに修理を依頼できます。

4.まとめ

パナソニックのエコキュート給湯器を利用していてエラーF41がリモコンに表示された場合、まずはリモコンのリセットを試してみましょう。
それでもエラーが表示され続けるのであれば自力での対応は難しいため、すぐにメーカーや給湯器専門業者に連絡しましょう。

耐用年数の10年から15年を過ぎているのであれば、修理をするよりも新しい製品を購入することも検討してください。

著者:安田欣爾プロフィール
安田欣爾

給湯器の交換やリフォーム工事を得意とする逗子で70年以上続く工務店の三代目大工。
19歳で大工になり、24歳の時に2級建築士の資格を取得。住まいに関わる仕事を通じて、毎日が安心・安全に暮らせるようお客様のお困りごとをいち早く解決したいという思いで給湯器交換に必要なガスにかかわる様々な資格を取得。
「給湯器交換、リフォーム工事を通じて笑顔で喜んでいただく!」をモットーとし、神奈川、東京、埼玉、千葉の工事を手掛けている。

保有資格
  • 2級建築士
  • 簡易内管施工士
  • ガス消費機器設置工事監督者
  • 応急危険度判定士
  • ガス機器設置スペシャリスト
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