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レンジフード選びのポイント|人気メーカー比較【パナソニック・リンナイ・ノーリツ】
最新のレンジフードは、スリム型で多機能の製品が多数開発・販売されています。
この記事を読むと、キッチンのサイズやニーズに合ったレンジフードはどれがいいのかという選ぶ際のポイントや注意点と、パナソニック・リンナイ・ノーリツといった大手メーカーの最新人気製品についての機能や価格相場がわかります。
目次
1.レンジフードの種類
レンジフードは、タイプやサイズといったカテゴリー分けができます。
現在設置されているレンジフードと同じサイズにすると交換もスムーズにできますし、逆にサイズが制限されるケースもありますので、最新の機能とともにくわしく解説していきます。
(1)タイプ
レンジフードのタイプは5種類です。
プロペラ式の換気扇
昔ながらのプロペラ式の換気扇がそのひとつです。
プロペラ式は直接壁に設置するタイプで、屋外の風の影響を受けやすかったり、風圧がほかと比較して弱いことから、最近ではほとんど設置されていません。
ブーツ型
ひと昔前の主流だったレンジフードがブーツ型です。大きなブーツのようなカバーに覆われています。
今購入すると安価ですが、最新のスリム型に比較すると機能性が劣りますし、お手入れも手間がかかります。
そのため、現在設置されているブーツ型からスリム型に交換する人が多くなっています。
ファルコン型
ファルコン型はリンナイ独特のレンジフードで、低い位置に設置できるというメリットがありますが、機能性ではスリム型には及びません。
これからレンジフードを交換するのであれば、スリム型に変更することをおすすめします。
フラット型
フラット型は、一般的にはキッチンの空間が狭く、消防法で定められている過熱器具との距離800mmを維持するための薄型のレンジフードです。
フラット型しか設置できない場合、ほかのレンジフードに変更するには基礎工事から取りかかる必要があります。
スリム型
現在の主流がスリム型のレンジフードです。
各メーカーから、今までのレンジフードには備わっていなかった機能をたくさん搭載しています。
どのような機能があるのかについては後述しますので、そちらをご覧ください。
換気扇からレンジフードに交換できる?
業者によっては、プロペラ式の換気扇から新型に搭載されているシロッコファン式への交換を行っていない場合もあるため、事前に確認が必要です。
弊社では技術を持つ大工が施工するため、プロペラ式からシロッコファン式への交換も可能です。
そのほか古いレンジフードと新しいレンジフードの高さやサイズが合わない場合なども、部材を加工しての対応を行います。お気軽にご相談ください。
(2)サイズ
レンジフードのサイズは、幅60cm、75cm、90cmの3種類になります。
機能性の違いはありませんが、幅が大きくなるほど価格は高くなります。
レンジフード交換の際にサイズを変更することはできますが、消防法によって使用する加熱器具よりも幅が必要です。
75cmサイズのガスコロンを使用しているのであればレンジフードを60cmにはできません。
現状のレンジフードと同じサイズに交換するのが一番問題なく、基礎工事なども必要ないのでコストを抑えることができます。
(3)機能付き
最新のスリム型であればいろいろ便利な機能を搭載していますので、代表的な機能について解説していきます。
自動洗浄機能
ブーツ型のレンジフードだとフィルターの清掃が必要なため、お手入れがとても面倒でした。
その手間を省いてくれるのが自動洗浄機能で、給水トレイにお湯をセットするだけで自動洗浄してくれます。
フィルターレス
最新のレンジフードであればそもそもフィルターがないため、そのお手入れの必要がなくなっています。
シロッコファンに吹き上がった煙や油は、遠心分離によって捕集トレイに集められる仕組みです。
ガスコンロとの連動機能
ガスコンロとレンジフードの両方に連動機能が必要ですが、連動させるとガスコンロの点火や消火に合わせてレンジフードの電源も入ったり切れたりします。
この機能があると、レンジフードをONにし忘れて煙たくなるなどの状態を簡単に回避でき便利です。
手軽に洗える整流板
レンジフードのファンの吸い込み効率を高めるために搭載されているのが、ファンの下にある整流板です。
どのメーカーもコンパクトなサイズを開発しており、シンクで手軽に洗えるようになっています。
2.レンジフード人気メーカー比較
レンジフードの人気メーカーといえば、パナソニック、リンナイ、ノーリツが挙げられます。
それぞれ便利な機能を搭載したレンジフードを開発していますので、メーカーごとの最新の人気機種について解説していきます。
(1)パナソニック
パナソニックの人気機種は「DWDシリーズ」です。
パナソニックは多機能なレンジフードを開発している点が特徴的で、その一番手がハイグレードのDWDシリーズになります。
「自動洗浄機能」を搭載しており、わずか10分で洗浄が完了します。
しかも2カ月に一度の洗浄で綺麗な状態をキープできるので、忙しい人にとってはたいへん便利な機能になっています。
また、調理センサーが搭載されていて風量を自動調整してくれる「エコナビ」という機能もあります。
エコナビを使用すると、通常の状態でレンジフードを使用するよりも電気代を35%軽減できます。
価格相場は工事費込みで、60cmだと234,000円、75cmで247,000円、90cmで268,000円となっており、3つのメーカーのハイグレードの中では一番高い価格設定です。
(2)リンナイ
リンナイのレンジフードは富士工業(株)製品です。
パナソニックに引けを取らない多機能さで評価の高い機種が「TAGシリーズ」になります。
パナソニックと同じく「自動洗浄機能」を搭載しており、2カ月に一度だけで清潔な状態を維持できます。
ファン自体を取り出して清掃するのは10年に一度だけですから、耐用年数のことを考慮すると手洗いが必要なのは購入後たった一度だけとなります。
「風量おまかせ運転」では温度センサーで感知し、自動で風量を調節してくれるため、電気代を50%も削減することが可能です。
価格相場は工事費込みで、60cmだと216,000円、75cmで224,000円、90cmで241,000円と、平均的な価格設定になっています。
(3)ノーリツ
コスパが最も良く人気なのが、ノーリツのハイグレード「イージア」です。
自動洗浄機能は搭載していませんが、その代わりに3層構造の「サイレント・クリーン・フィルター」を搭載しています。
このフィルターによってファン自体が汚れるのを防いでくれるため、ファンのお手入れは10年に一度で問題ありません。
ただし、サイレント・クリーン・フィルター自体は3カ月に一度清掃が必要です。
とはいえフィルターを洗う際は、食洗機が使用可能になっていますので、負担感はほとんどありません。
「つなぐレシピ」というアプリと連動しており、遠隔操作も可能です。
帰宅する前に操作して、室内を換気しておくこともできます。
価格相場は工事費込みで、60cmだと180,000円、75cmで187,000円、90cmで203,000円と、ほかのメーカーのハイグレードと比較するとリーズナブルな価格設定になっています。
(4)その他(パロマ・クリナップ)
そのほかにも、パロマのノンフィルター「WNBS-H」タイプがあります。
ファンがDCモーター搭載になっているため電気代削減もできます。
価格相場は工事費込みで、60cmだと142,000円、75cmで148,000円、90cmで165,000円と、ノーリツよりもさらにリーズナブルな価格設定です。
また、クリナップの「洗エールレンジフード」は、フィルターとファンを自動洗浄する機能を備えており、価格相場は工事費込みで、60cmだと206,000円、75cmで212,000円、90cmで224,000円と平均価格よりも少し高めです。
3.まとめ
これまでブーツ型のレンジフードを使っていて、10年を過ぎているようでしたら、同じサイズで最新のスリム型に交換することをおすすめします。
最新のスリム型は機能性が高くお手入れが楽ですし、光熱費を削減できますのでお財布にも優しいレンジフードです。
自分のニーズに合ったメーカー・グレードを選ぶようにするといいでしょう。