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浴室暖房乾燥機は電気代が高い? 電気代を節約するポイントと電気式・ガス式のコスト比較

浴室暖房乾燥機は、天気や気温に左右されずに効率よく洗濯物を乾燥でき大変便利です。
ただし、利用するとどうしても電気代がかかります。

こちらを読むと、浴室暖房乾燥機にかかる電気代はどのくらいなのか、電気式とガス式でランニングコストはどれだけ違うのか、どうすれば光熱費削減が可能なのかがわかります。

目次

1.浴室暖房乾燥機の電気代は高い?

浴室暖房乾燥機の電気代について、機能や季節でどれだけ違うのか比較していきます。
なお、目安となる電気料金単価は、2023年11月時点で全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている31円/kWhとなっています。

(1)1時間あたりの電気代

電気式の浴室暖房乾燥機の電気使用量は1時間あたりおよそ1500Wですから、電気代はおよそ46.5円です。
平均して1日どのくらいの時間使用するかで電気代は変わってはきますので、1時間あたりの電気代を確認していきます(浴室暖房乾燥機の性能により数値は前後します)。

強乾燥

消費電力が2100Wだとすると、1時間あたり65.1円です。

入浴前暖房(予備暖房)

強暖房で消費電力が2100Wだと、強乾燥と同じく1時間あたり65.1円ですが、弱暖房800Wであれば1時間あたり24.8円となります。

強涼風

強涼風の消費電力が34Wほどだと、1時間あたり1.1円となります。

標準換気

最大でも23Wほどですので、1時間あたり0.7円。最小で6.5Wほどだと1時間あたり0.2円です。

24時間換気

消費電力が5.5Wほどですので、1時間あたり0.2円です。

(2)1回使用あたりの電気代

用途ごとに浴室暖房乾燥機を1時間稼働すれば済むものと、数時間かかるものがあります。
実生活に沿った電気代を紹介していきます。

衣類乾燥

衣類5kgにかかる乾燥時間は2時間ほどですから、通常の乾燥で1回あたり93円、強乾燥で1回あたり130円が目安になります。

冬場の予備暖房

冬場にヒートショックを避けるため浴室を暖めておく機能ですので、長時間は使用しません。1回あたり40円ほどが目安です。

夏場の入浴中の涼風

冷房ではなく送風によって浴室の暑さを和らげる機能で、1回あたり1円ほどが目安です。

入浴後の換気

入浴後の換気も長時間はかかりませんので、1回0.7円ほどです。

24時間換気

標準換気よりも消費電力が少ないですが、24時間フル活動しますので、1日5円が目安となります。

(3)浴室暖房乾燥機の電気代を節約する効率的な使い方

電気代について解説したように、浴室暖房乾燥機は乾燥と暖房に使用すると電気代が上がります。
換気や涼風であればほとんど電気代はかかりませんので、節約のポイントは乾燥と暖房についてです。
それでは電気代を節約する方法について3つ紹介していきます。

時間帯の工夫

夜間割引が利用できるのであれば、23時から翌朝7時までの時間帯に浴室暖房乾燥機を稼働するのがお得です。
ただし、契約している電力会社の割引き適用の内容や契約プランをよく確認しておく必要があります。

サーキュレーターや扇風機と併用する

エアコンの冷暖房効果を高めるために空気を循環させるサーキュレーターがよく使用されますが、浴室での乾燥の際にも活躍してくれます。
サーキュレーターや扇風機と浴室暖房暖房機を併用すると、効率よく乾かすことができます。

浴室内の余分な水分を拭き取る

浴室内が乾いていた方が乾燥させやすくなりますので、浴室の天井や床、壁の水分を拭き取ると短い時間で乾燥させることができ電気代を節約できます。

2.浴室暖房乾燥機のランニングコストと初期費用の比較

電気式、またはガス式の浴室暖房乾燥機のランニングコストと初期費用を、具体的に比較していきます。

(1)ランニングコスト

電気式、ガス式の浴室暖房乾燥機の1カ月あたりの光熱費を比較しました。
衣類乾燥の運転時間は、6kgの洗濯物を乾燥するのにかかる時間です。

電気式(ヒーター式)
 光熱費
予備暖房(運転時間18分)約240円
衣類乾燥(運転時間300分)約4,260円
電気式(ヒートポンプ式)
 光熱費
予備暖房(運転時間12分)約150円
衣類乾燥(運転時間150分)約1,380円
ガス式(温水式)
 光熱費
予備暖房(運転時間8分)約330円
衣類乾燥(運転時間120分)約2,910円

(2)初期設置交換費用

浴室暖房乾燥機の本体費用に設置工事費用も含めた初期設置費用を比較します。

天井埋め込み
 初期設置費用
電気式48,000円~150,000円
ガス式98,000円~200,000円
壁掛け
 初期設置費用
換気機能あり47,000円~120,000円
換気機能なし53,000円~95,000円

(3)電気式・ガス式のメリット&デメリット

電気式とガス式のコストのメリットとデメリットをまとめると、以下のようになります。

電気式

設置するための初期費用は抑えられるが、ランニングコストは高くなります。
ただしヒートポンプ式にすると、ランニングコストも抑えることは可能です。

ガス式(温水式)

屋外に室外機を設置するためその分の工事費がかかり、初期費用は高くなりますが、パワーがあり短時間で乾燥させられるため、ランニングコストは電気式よりも抑えることができます。

3.省エネ機能付きの浴室暖房乾燥機をご紹介

ランニングコストを抑えるには、省エネ機能付きの浴室暖房乾燥機を選択する方法もあります。

(1)リンナイ

リンナイの「RBH-C3301シリーズ」は「安心暖房」を搭載しており、人感センサーと温度センサーの制御で運転を自動で最適化するため省エネ効果が期待できます。
また「RBH-C4101K2P(A)」は安心暖房のほか、「エコ乾燥」も搭載しています。

(2)ノーリツ

ノーリツの「BDVシリーズ」は「乾燥モード」を搭載しています。
「エコ乾燥」が使用できる機器では、送風+換気運転と温風+換気運転を使い分けてランニングコストを抑えることができます。

(3)マックス

マックスの「HMシリーズ」は「省エネ乾燥モード」を搭載しています。
送風でゆっくりと乾燥させてから、最後の30分だけ温風を使うことで標準よりも70%節電が可能です。

(4)メーカー・機能別の消費電力比較

メーカーの機種別の各機能を使用した際の消費電力量を比較していきます。

リンナイ ※ガス併用

「RBH-C4101K3P(A)」天井埋め込み型3室換気

暖房31~43W
乾燥31~35W
涼風22~32W
換気7W
24時間換気4~6W
ノーリツ ※ガス併用

「BDV-M4106AUKNT-J3-BL」天井埋め込み型3室換気

暖房30~35W
乾燥39~56W
涼風34~43W
換気9W
24時間換気7W
マックス

「BS-261H-CX-2」天井埋め込み型1室換気

暖房2120~2230W
乾燥1920~2020W
涼風13~30W
換気8W
24時間換気5W

以上の値は、各メーカーの取扱説明書やパンフレットに記載の50Hzの場合をもとにしています。
これによると、やはり浴室暖房と衣類乾燥がその他の機能より電気消費量が多いことがわかります。

また、ガス併用式の場合、消費電力は小さくなりますが、その分ガスを使用します。
電気式・ガス式の1カ月あたりの平均的なランニングコストについては、前述の2章を参考にしてください。

4.まとめ

浴室暖房乾燥機は、換気や涼風にはあまり電気代がかかりませんが、乾燥や暖房には電気代が多くかかります。

この点を考慮し、短時間で乾燥させられるガス式や省エネ機能を搭載した最新浴室暖房乾燥機を選択したり、使用する時間帯に注意したり、サーキュレーターを利用することで、電気代を節約することは可能です。

著者:安田欣爾プロフィール
安田欣爾

給湯器の交換やリフォーム工事を得意とする逗子で70年以上続く工務店の三代目大工。
19歳で大工になり、24歳の時に2級建築士の資格を取得。住まいに関わる仕事を通じて、毎日が安心・安全に暮らせるようお客様のお困りごとをいち早く解決したいという思いで給湯器交換に必要なガスにかかわる様々な資格を取得。
「給湯器交換、リフォーム工事を通じて笑顔で喜んでいただく!」をモットーとし、神奈川、東京、埼玉、千葉の工事を手掛けている。

保有資格
  • 2級建築士
  • 簡易内管施工士
  • ガス消費機器設置工事監督者
  • 応急危険度判定士
  • ガス機器設置スペシャリスト
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